使う環境に合わせた機能設計
日本睡眠環境学会の発表よると〈快適な寝床気候は、温度 33±1℃、湿度 50±5% の範囲〉とされています。寝ている間にふとんの中(寝床内)の温度・湿度をなるべくこの範囲に保つことが、快適に眠れるふとんの条件と言えます。
ふとんの役割は、身体から出る熱を保温することですが、保温力が低すぎると肌寒く感じ、高すぎると暑くて寝苦しくなってしまいます。
寝る部屋の気温や、寝る人の体温などによって適切な保温力は変わるので、「最適なふとん」には環境に合わせた機能設計が不可欠です。